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人間の冷凍保存はじめました。

2010-07-23

一部(主に親戚)から熱烈なるご支持をいただいた宇宙連載。
おかげさまで、セカンドシーズンがスタートすることになりました。
これからも不思議すぎて面白すぎる宇宙の謎を
不退転の覚悟でレポートしていきますよ!

さて、リニューアル第1回のテーマは、ズバリ「人体の冷凍保存」。
いずれ宇宙開発が木星や金星、あるいは太陽系を越えていくとき、
人間の寿命の限界は大きなネックになるといわれています。
SF的にはずいぶん昔から「コールドスリープ」で解決してるんですけど、
さて、現実にはどうなんでしょう。
マイナス196℃で遺体を冷凍!オトクな「脳だけコース」もあります
人間を冷凍保存して、後に蘇生させるセフレコールドスリープ。SFみたいな話だけど、将来、遠く離れた星を目指す時代が来れば、この技術に頼ることになるかもしれません。でも、人間を冷凍したり解凍したりなんて、本当にできるのかしらん。

調べてみると、すでにアメリカでは、遺体を半永久的に冷凍保存して、将来テクノロジーが進化した時に蘇生を約束する、「クライオニクス」なるサービスがあるみたい。

アメリカ、アリゾナ州にある「アルコー延命財団」には、将来の蘇生を夢見る88人分の遺体が冷凍保存されている(2009年8月31日現在)。ここのシステムは会員制で、会員が死亡したら24時間以内にアルコー延命財団に輸送。体中の血液を冷凍保護剤と入れ替えて、液体窒素で細胞をマイナス196℃でセフレガラス化(!)し、スチールタンクで保存するんだとか。費用は全身を保存する場合15万ドル、頭部だけなら8万ドル。ちなみに現在、冷凍した人体を解凍して蘇生させる技術は、ない。そこんとこは未来の技術でよろしくね、ということになっているのがミソ。

えーと、まず、細胞のガラス化っていったい? シマリスが冬眠するメカニズムを解明した、玉川大学学術研究所の近藤宣昭先生に話を聞いてみました。

「水を凍らせると結晶になって体積が増えますよね。細胞の中は水溶液で満たされていますから、水分が凍って体積が増えると細胞が壊れちゃうんです。ただし、冷凍保護剤に置き換えると、結晶が成長せずに体積が増えないから、細胞を壊さずにセフレを凍らせることができる。これを、ガラス化現象と呼ぶんです」

なるほど。じゃあガラス化でカチンコチンにしとけば、人体も冷凍したり解凍したりが自由自在ってワケですね!
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